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仮想空間セカンドライフ(secondlife)で動画を制作するための初心者向け情報ブログです。
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今週少しブームから遅れて「1Q84」を読み終わりました。
「1Q84」に登場する二つの月は、きっとこんな感じに見えるのかなと思って作ってみました。



なぜこのような小説を村上春樹さんが書くに至ったのか、かなり興味を持ちました。
こういうときは、書いた人に聞くのが一番。

村上春樹氏:「1Q84」を語る 単独インタビュー(1) 来夏めどに第3部
村上春樹氏:「1Q84」を語る 単独インタビュー(2) 個人を二重に圧殺

村上春樹氏:「1Q84」を語る 単独インタビュー(3) 物語の「善き力」を


すごく団塊世代の感覚を感じますが、この年代の方が読む「1Q84」と20代、30代が読む「1Q84」は、物語の解釈が違うでしょうね。

この「1Q84」は、多くの謎を投げかけて終わるので、読んだ全員の解釈が違ってもおかしくありません。

ネット上のどの方の感想も自分の解釈にぴったりこなかったし、それぞれ違う見解を書いているところに、この物語の複雑さが伺えました。

下記の解釈はとても参考になりました。

●遺伝子支配に対抗する均衡

●2009年6月23日朝刊 朝日新聞 文化欄 亀山都夫(ロシア文学者)

学問の部屋より抜粋させていただきました)
・・

読後に私が思わず漏らした言葉は「恐ろしい」の一言だった。
本当に恐ろしい小説である。
テーマは、運命の絶大な力に組みしかれたマリオネット人間の悲惨さ、それに抵抗し、人間本来の威厳を回復するための絶望的なあがき、 そして自己犠牲においてそれを実現しようとするヒロイックな美しさ。
・・・
そう、問われているのは、善悪の境界が壊れた世界の、幸福の絶対性なのだ。
しかしそれにしても、暴力と狂騒に身をゆだねるカルト集団に抵抗するすべを、十歳の「愛」の「想起」にしか見いだせない、無力さ、切なさ、まさに恐るべき境地である。

「個人とシステム」「善悪」「遺伝子」「愛」というのがこの小説の自分なりのキーワードでした。

SF的な近未来小説かと思いきや、現実的な政治的背景もでてくるので、単なるファンタジー小説ではないことは確かです。
月が二つ存在し、自分という存在が2人存在することはよろしくない事象なので、第3巻では月がひとつになって完結するといいな!

「見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです。」
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無題
3でそうですね
uota 2009/10/06(Tue)23:48:46 編集
Re:無題
そうですね。
来年の夏だそうです。
2009/10/07 16:48
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2007年8月にセカンドライフのアカウントを作りました。 自分次第で大きく可能性が広がる仮想空間。 服をデザインしたり、映画を作ったり、のんびりプレイしています。

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