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仮想空間セカンドライフ(secondlife)で動画を制作するための初心者向け情報ブログです。
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タイトルのない映画や小説はないように思います。
時々「無題」という絵画は見かけますが。

すべて撮影し終わってから適当にタイトルをつけるのもありだと思います。
ありなのですが、自分にはそれができません。

なぜなら撮影中「タイトルに助けられる」ことがあるからです。

自分の想像したイメージを動画に起こすだけでも大変な作業なので、しっかりしたイメージがないとどんどんイメージから離れた動画を撮ってしまうことになります。

一貫したイメージを持って撮影を終えるためにも、タイトルは(仮)で充分なのでつけておく必要があります。

自分の場合は、ポスター撮りもしてしまいます。

例えばコンナ感じで・・




撮影したいイメージに近い風景などをスナップショットで撮り、画像加工してポスターにしてしまいます。

そうやって伝えたいストーリーや撮りたい動画を常に意識しながら「完成させる」ことに集中しないと撮れません。。

個々人のやりかたや考え方があるので、参考までに読んでください。

ところで、以前このサイトで勝手にリンクを貼らせていただいた「素敵な舞台脚本のつくりかた」のプロット作りが非常にわかりやすかったので、改めてご紹介させていただきます。
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多くの映画には「名シーン」という印象に残る場面があります。
映画だけではなく小説や漫画などもそうですね。

作り手と受け取る側の心理がぴたっと合ったとき、「名シーン」が生まれるのではないかと考えるのです。
作り手は意図して撮影している場合が大半でしょう。
もしかしたらその場面を撮りたいがために映画を作っている場合もあるでしょう。

「名シーン」は、作り手が一番見せたい場面としましょう。
ストーリーの「顔」としましょう。

それを受け手側が理解してくれることほど、幸せなことはありません。

「名シーン」を撮りましょうとすすめているわけではありませんが、印象的なシーンが撮影できれば、ストーリーをより生き生きと見せてくれるに違いありません。

手前味噌ですが、自分の制作した動画で一番見せたいシーンがありました。
それが実際撮影できたとき、ちょっと感動したものです笑



妖怪との友情、距離感、昭和の景色、夏の夕暮れ、別れ、出会い。
すべてのメッセージをこの一場面に収められた気がします。

セカンドライフを知らない友人にも、この場面のみは「お、いいね」と唯一言ってもらえたシーンです。
マシニマで人物を登場させる場合、ストーリーを進めるためにも、キャラクター設定は必要かもしれません。
撮りたい内容にもよるでしょうが、アニメや漫画のように極端なキャラクター設定は必要ないでしょう。

性別、年齢、外見の設定で充分です。
セカンドライフの場合は「アバター」という自分自身の操作する登場人物がすでに出来上がっているわけですから、そのアバターを使って撮影するのが簡単だと思います。

参考までに登場人物設定に関して・・
素敵な舞台脚本のつくりかた

自主映画(マシニマ)に登場したキャラクターは下記です。
キャラクターは多すぎると見る側が混乱するため少ない方がよいと思います。

「油すましの詩。」

主人公・・・小学校低学年の女の子
妖怪・・・裏山の森に住む住人(複数)
おじいさん・・・町内に住むおじいさん
お母さん・・・存在を感じさせるのみ


ここから先は自分自身の考えた脚本なので、ストーリーの裏話といった感じです。
登場人物たちは、それぞれある象徴的な現象を持ったキャラクターたちなのです。

主人公・・・子供の象徴。感受性豊かで、目に見えない物事を信じることの出来る人間。何者にも囚われない自由な存在。

妖怪・・・この世にいない、現実離れした存在。人間でも霊でもない中立的立場。現世的要素をもたない自由な存在。ただし霊的な存在にして夢物語に終わらせたくなかったため、寿命の設定をしました。

おじいさん・・・大人の象徴。現世に生きているため利害関係、損得勘定、営利主義を分かっている。よって現実離れした存在の妖怪が見えない。

勝手気ままに決めたのですが、撮影していくうちに魅力的なキャラクターに見えてきたので不思議です笑
たぶん多少なりとも、キャラクターに感情移入ができたのだと思います。

同じキャラクターを登場させても、きっと100人いれば100通りのストーリーができあがると思います。

今回なぜこのような動画が完成したのか、耳を傾けてくださる奇特な方がいらっしゃるなら書かせていただきましょう・・宮崎監督の「崖の上のポニョ」・・あれが全く理解できなかったので、ちょっとザンネンで、その後自分なりに心的世界を考えていたからです・・。それを簡単な形で表現したかった。ちょうどセカンドライフで動画を撮ったことがあったので、テーマにしようと決めました。「少年と少女、愛と責任、これら初源に属するものをためらわずに描いて、神経症と不安の時代に立ち向かおうとするものである。」という重すぎるテーマ・・宮崎監督、鈴木プロデューサーはそれはそれはもういろんなことを考えて完成させたに違いありません。

一般人で制作経験もないような自分が、動画を作れてしまうあたりにちょっとした楽しさを感じているわけです笑
マシニマ制作の大まかな流れは、映画撮影とほぼ同一といっても過言ではないでしょう。
自主作映画やアニメーションの制作過程をご存知の方なら、理解していただけると思います。

後日、セカンドライフでのマシニマ制作に関して、各作業の詳細を書いていきたいと思います。

マシニマ制作の主な流れ

シナリオ制作

(絵コンテ)

(キャスト募集)

ロケハン

撮影

編集

公開(動画共有サイトにアップロード)


●シナリオ制作
ストーリーの大まかな流れを決定します。
登場人物、シチュエーション、起承転結、台詞、音楽など。
イメージどおりに撮影したい方は「絵コンテ」を書いてみるのもよいかもしれません。

●ロケハン
撮影イメージに合ったロケーションを選びます。
大道具や小道具は、自分のイメージに合ったものを揃えましょう。

●撮影
イメージ通りにカメラを動かしてみましょう。
どんな角度からどういう風に撮影するかが、作り手の腕の見せ所です。
一番楽しく大変な作業です。
カメラマンと同じ作業をすることになりますので、ストーリーを考えながら撮影しましょう。
「こういう絵(画像)が欲しい!」と思うことが必要です。

参考までに一般的なカメラワークに関して・・
自主制作映画を撮る

●編集
撮影したカットを繋げたり、画像処理したり、字幕や音楽を載せたりする作業です。
万が一撮影がイメージどおりに行かなかったとしても、編集を上手に繋げればそれなりに見るに耐えるものが出来上がることもあります。
編集作業は撮影した動画をストーリーに仕上げていく大切な作業です。

●公開
編集し終わった動画は動画共有サイトにアップしてみましょう。
自分の考えたストーリーが日の目を見るときがやってきました・・。
いろんなコメントや反応をもらえることがあるので、ぜひ活用してみてください。
プロフィール
管理人 yamy

2007年8月にセカンドライフのアカウントを作りました。 自分次第で大きく可能性が広がる仮想空間。 服をデザインしたり、映画を作ったり、のんびりプレイしています。

セカンドライフ自主作マシネマ作品

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MetrotopiaMachinimaContest2009応募作品


第79回 モヴィスル【モヴィ江賞】受賞作品


第55回 モヴィスル【モヴィ江賞】受賞作品

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