ゲームの意義は「観察力や想像力、感覚を養うこと」というゲームがあります。

「The Graveyard」というゲームは、墓場に佇む老人を操作するゲーム。
「The Path」というゲームは、赤頭巾ちゃんがおばあちゃんの家にいくまでのホラーゲーム。

体験版があるのでご興味のある方はダウンロードしてみてください。

いわゆる一般的にいわれる「ゲーム」とは程遠く、一体どんなユーザーに向けて制作したのか頭を傾げるほどです。
どうやらゲームの趣旨は、プレイヤーに「世界を体験させる」ことにあるようです。

制作したベルギーの独立ゲーム開発チーム Tale of Talesによると、

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私たちはゲームに、「仮想世界を動きまわる、その中で素晴しいキャラクターに出会う、見知らぬ景色の中を探索する」といった素晴らしい要素があるからこそ、ゲームをつくり始めました。
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私たちはある意味で、ゲームをまだ一度もしたことのない人たちに向けてゲームを作っています。
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私達はアートプラットフォームとしてゲームメディアを進歩させ、ゲームの魅力をひろげてゆくことが目的です。


インタビュー記事を読めば読むほど、今後のゲームはより仮想空間的になっていくのだろうということが予測されます。

ゲームと仮想空間を切り離して考えることは、もはや無意味なことかもしれません。





関連先リンク

The Path - 千の体験を持つゲームたち

ベルギーの独立ゲーム開発チーム Tale of Tales へのインタビュー

Game Trailers.com



近年ではブロードバンドの急激な普及により、動画コンテンツは非常に充実してきています。
ニコニコ動画など、動画共有サイトは盛り上がっていますね。

ゲームのトレーラーは、映画のオープニングやコマーシャルのようなもので、視聴者に「ぜひゲームをやってみたい」と思わせるために、工夫を凝らした動画になっています。

5分以内の短い動画ですから何かしらマシニマ制作のヒントがあるかもしれません。

セカンドライフは現状では、ここまで鮮明な画像やキャラクターの自由な動きは撮影できませんが、作り手が目指すものは、きっと一緒なのではないでしょうか。

サン電子、iPhone /iPod touch用ゲーム「Myst　日本語版」販売開始！

9/17から、iPhoneで「MYST」のアプリが配信開始されているようです。

「MYST」は1993年にMacintosh向けゲームとして製作され、その後、Windowsなどに移植されたパソコンゲームです。 自分は1995年にプレイステーションでプレイしました。
当時はその美麗なグラフィックと実写のキャラクター、難解なパズルが非常に印象的でした。

謎解きが難しい上、派手なアクションやキャラクターが一切出てこないので、大人向けのゲームかもしれません。

セカンドライフを始めてしばらくして、なんだかこの世界は「MYST」に似ているなあと感じたことがあります。

主人公が突然本の世界に入り込んでしまい「プレイヤー」の視点で始まるところなんてそっくり。


何をしたらいいのか。

自分以外の人間が見当たらない孤独な世界。
人間の気配は、感じるのです。

謎を解く度に現れる美しい景色。

ただ一人、あてもなく、わけの分からない世界をひたすらさまよい迷う。



この世界を脱出できるのか、不安を感じながらもその世界観に浸りきってしまいました。
RPGゲームの大きな要素である愛や友情といったありきたりのテーマではなく、ひたすらストイックに謎を解くところが気に入りました。


ラストは失敗すると、とても怖い結果になりますのでおすすめします笑


続編の「RIVEN THE SEQUEL TO MYST」はさらに難解ですが、グラフィックがとても好きでした。

ゲーム画面のように見えますが、ゆりかもめの乗車動画を反転させて表示しています。
アイデア次第で、動画ってすごくおもしろくなるんだね。